#10-3 ミラノ拠点の日本人デザイナーは、なぜ「杖」の展覧会を企画したのか?【デザインウィーク関連企画③】 | 武内経至さん × 熊野 亘さん【デザインの手前】
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イタリア・ミラノと長野・御代田から参加/巨匠のもとで経験を積む/何でも話し合える仲/日本にはないクリティシズムという文化/なぜ「杖」に着目したのか?/ヨーロッパと日本における杖/コロナ禍のミラノで考えたこと/キュレーションの経験はナシ/杖はミステリアスなオブジェ/デザインが生活に溶け込んでいる人たち/杖が持つ多様な歴史と文化/杖という道具を360度から見られる人選/一緒に歳を重ねていける杖/杖のネガティブなイメージを払拭する/イタリアのお年寄りは超オシャレ/大切なのは視点/ミラノサローネで何をすべきか?/デザインは生活から出る出汁/酸欠状態だったミラノ/メッセージをいかにシェアできるか? etc.
■プロフィール
ゲスト
武内経至
1977年福岡県出身。15歳からニュージーランドで過ごし現地で高校を卒業後、プロダクトデザインの学士号を取得。その後日本に帰国し、NAOTO FUKASAWA DESIGN に所属。2012年ミラノへ移住、2015年には自身のデザインオフィスを設立。翌年にはエル・デコ インターナショナル デザイン アワード 日本版の「ヤング・ジャパニーズ・デザイン・タレント賞」を受賞。物事の本質を重要視し、最もシンプルで、かつ人間的な方法で製品の新しいあり方を提案している。武内のデザインに対する考え方は分野の壁を越え、世界のさまざまなブランドから高く評価されている。
熊野 亘
プロダクトデザイナー。1980年東京生まれ。2001-2008年にフィンランドへ留学、帰国後Jasper Morrison氏に師事。2011年にデザインオフィス“kumano”を設立し、環境、機能性、地域性など、背景のあるデザインをテーマにNIKARI、CAMPER、karimoku、天童木工などの国内外のメーカーとプロジェクトを手がける。2021年にスイスのローザンヌ州立美術学校(ECAL)にて教鞭をとり、同年秋より武蔵野美術大学准教授に就任。
パーソナリティ
原田優輝(Qonversations·編集者)
株式会社カンバセーションズ代表。編集者/ライターとして活動する傍ら、「問い」をカタチにするインタビューメディア「Qonversations」や、地域と地域をつなぐインターローカル·プロジェクト「◯◯と鎌倉」などを主宰している。
山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランス。建築、デザイン、アートなどを中心に、『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集·執筆。展覧会の企画や図録制作などにも携わる。
■関連リンク
武内経至
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熊野 亘
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walking sticks & canes
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カリモクコモンズ東京
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深澤直人
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セシリエ・マンツ
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ジャスパー・モリソン
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アルベルト・メダ
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カリモク
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Walking Sticks / Lars Müller Publishers
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ミラノ・トリエンナーレ
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■ 全文文字起こし(画像アリ)
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■「デザインの手前」とは?
デザインという領域に関わる編集者2人が、多彩なクリエイターをゲストにお招きし、デザインの本質的な価値やこれからの可能性についてお話ししていくトークプログラム。さまざまな切り口で、ゲストそれぞれの「デザインの手前」についてお聴きします。